-
固定ページ
-
カテゴリー
-
アーカイブ
- 2011年1月
- 2010年12月
- 2010年11月
- 2010年10月
- 2010年9月
- 2010年8月
- 2010年7月
- 2010年6月
- 2010年5月
- 2010年4月
- 2010年3月
- 2010年2月
- 2010年1月
- 2009年12月
- 2009年11月
- 2009年10月
- 2009年9月
- 2009年8月
- 2009年7月
- 2009年6月
- 2009年5月
- 2009年4月
- 2009年3月
- 2009年2月
- 2009年1月
- 2008年12月
- 2008年11月
- 2008年10月
- 2008年9月
- 2008年8月
- 2008年7月
- 2008年6月
- 2008年5月
- 2008年4月
- 2008年3月
- 2008年2月
- 2008年1月
- 2007年12月
- 2007年11月
- 2007年10月
- 2007年9月
- 2007年8月
- 2007年7月
- 2007年6月
- 2007年5月
- 2007年4月
- 2007年3月
- 2007年2月
- 2007年1月
- 2006年12月
- 2006年11月
- 2006年10月
- 2006年9月
- 2006年8月
- 2006年7月
- 2006年6月
- 2006年5月
- 2006年4月
- 2006年3月
- 2006年2月
- 2006年1月
- 2005年12月
- 2005年11月
- 2005年10月
- 2005年9月
- 2005年8月
- 2005年7月
- 2005年6月
- 2005年5月
- 2005年4月
- 2005年3月
- 2005年2月
- 2005年1月
- 2004年12月
- 2004年11月
月別アーカイブ: 9月 2006
アラビアータ
憎き敵です
秋の空
お料理
図書館でお借りした本(No.70)
貸出一覧表示 | あなたが、現在借りている資料の一覧です。 |
番号 | 返却日 | タイトル | 種別 | 注意 |
---|---|---|---|---|
1 | 2006/10/08 | 布がかたる戦争 | 一般 | |
2 | 2006/10/08 | ぼくらの先輩は戦争に行った | 一般 | |
3 | 2006/10/13 | スタジオジブリ絵コンテ全集 4;火垂るの墓 | 一般 | |
4 | 2006/10/13 | 野坂昭如抒情作品集 | 一般 | |
5 | 2006/10/13 | 東京大空襲・戦災誌 第1巻 | 一般 |
書誌情報 | |
---|---|
タイトル | 東京大空襲・戦災誌 第1巻 |
NDC分類 | 210.75 |
ページ数 | 1052 |
大きさ/時間 | 22 |
出版者 | 東京空襲を記録する会 |
注記 | 講談社(頒布) 内容;都民の空襲体験記録集3月10日篇 |
内容
1 | 都民の空襲体験記録集3月10日篇 |
まず、見た目の感想。 「分厚い。 重い。」
薄汚れていているせいか、内容のせいか ずっしりとため息が出そうなほど何かが体がおもくなる。
本の最初に、東京大空襲の概要が書かれている。そして、写真。瓦礫の山、廃墟、・・黒焦げの死体。
そして、眠っているような死体が一列に横にならべられている写真。
何も考えられない。ただ、ぼーっと見るだけ。
読んでいると、脇にみーちゃんがきて覗き込んだ。「何を読んでるの?また戦争?見せて」
難しい字が並んでいるのに、「これ、なんて読むの?」教えてあげると どんどん読んでいく。
写真のページにきた。
空襲で焼けてしまった町を撮った写真だよ。口をはさむ。
「(地面に横になって)眠ってるね。」
それは眠っているんじゃなくて死んでいるんだよ。
その前のページの人形のような黒い塊も死んでしまった人なんだよ。
「・・・・・・・・・・」
みーちゃんは何も言わなくなった。
そして、しばらくしてから食入るように本編の体験記を読み始めた。
10分くらいしてから、そろそろ宿題をしようね。私が声をかけるまで読んでいたみーちゃん。
何を思ったのだろう?聞く機会がなかったので聞けないでいる。
まだ、100ページくらいしか読んでいないけれど さきほどふと思った。
もし、自分だったら?
3月10日夜中の空襲があったとしたら、家の前にある競馬場の駐車場に非難するかな?
何を持って行くかな?
あれも、これも。と、思うけれどたくさんありすぎて考えたもの全部は持てないな。
家の周り、町中が灰になったら?どうやって食べていけばいいだろう?
自分は生き残るつもりでいる。
あー。いやだ。
考えれば考えるほど、生きているより、そのときに死んでしまったほうが楽そうだな。と思う。
そんな中を、生き残った方はどんなに大変な思いをしただろう。試練を思った。
大本営10日正午の発表
本3月10日零時過ぎより2時40分の間B29約130機主力をもって帝都に来襲市外地を盲爆せり
右盲爆により都内各所に火災を生じたるも宮内省主馬寮は2時35分その他は8時頃までに鎮火せり
現在までに判明せる戦果次のごとし
撃墜15機損害を与えたるもの約50機
こんな発表をするなんてバカバカしい。
27万戸の家が焼けて、約100万人の都民が家をなくしたのに、「その他」たった三文字の言葉ですませている。
二時間で10万人以上の方々が亡くなり、約5万人の人が怪我をしたというのに。
満州へ口減らしのためにうまい事を言って大勢の人を連れて行きながら、敗戦後救うことさえ忘れたお偉い人たち。
沖縄などの島を捨石にしたのは誰なの?
今の世は、大丈夫なのかな?
きちんと政治家の動きを見ていなければ、何をしでかすか分からない。
こんな事を考えているのは私一人だけなのかな?