貸出一覧表示 | あなたが、現在借りている資料の一覧です。 |
番号 | 返却日 | タイトル | 種別 | 注意 |
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1 | 2006/09/03 | 人間魚雷搭乗員募集 | 一般 | |
2 | 2006/09/13 | ぼくの東京が燃えた | 一般 | |
3 | 2006/09/13 | まほうのレンズ | 児童 | |
4 | 2006/09/13 | No.6 #2 | 一般 | この資料は、他の方が予約をしています。返却予定日をお守りください。 |
5 | 2006/09/13 | たべられたやまんば | 児童 | |
6 | 2006/09/13 | かまきりのキリコ | 児童 |
先日、近所の公民館で「原爆の絵展」が開催されました。早速、みーちゃんと一緒に行きました。
6畳ほどの広さの一室の壁に暗幕がはってありそこに、10枚くらいのビニールに入った絵が飾ってあります。
たいてい説明文が手書きで絵のすみに書いてあります。でも、かな遣いが難しかったりしてあまりよく分からないものが多かった。
みーちゃんには読めない漢字もあったようだけれど、熱心に絵を見ていました。
私は、ここ何ヶ月か読んだ戦争の本の影響のせいか一枚一枚じっくり見入ってしまい全部読み、見終えるまで相当時間がかかってしまった。
みーちゃんは、その間じっと待っていてくれていたけど、大きな声を出して子どもに説明する大人に鋭い目で睨んでいた。
「あんなに大きい声を出したら、うるさい」と怒っていた。
公共の場で他人に迷惑をかけてはいけない。ということを幼い頃から教えてきたからか、信号無視する大人などにも怒っている。
先日は、自転車に乗って赤信号の横断歩道を渡っていった大人に声を荒げ、その人が後から走って追いかけてきた事もあった。
「何?今、何て言ったんだ」といきなり話しかけられ、心臓をばくばくさせながら「何ですか?何か、用ですか?」と私は聞いた。
「今、何か言っただろ?渡った時に、言ってたでしょ 」と言う男の人から みーちゃんを後ろに隠すようにしながら、
「赤信号で渡るのはよくない事だと言ったのです」と、答えた。すると、「そう言う事は、聞こえないように言え」と去って行った。
とても怖かった。ふと、みーちゃんを見るとおっかないお顔で睨んでいた。
話はそれたけど、みーちゃんはマナーの悪い人を見ると、腹がたつ性分らしい。
絵を見てから、上映される予定の「はだしのゲン」の事を聞いてみた。
すると、機械が壊れて中止になりました。と、あっさり言われてしまった。
後ろから出てきた恰幅のよい男の人が、楽しみにしている人がいるのなら何とかしようと言ってくださり、
別の機械を持ってきてくれることになった。小一時間たってから出直して無事見ることが出来た。
上映中、誰も部屋に入ってこなかったので客は、みーちゃんと私の二人だけ。
関係者の方3人を含め、5人で見ていた。
上映されたのは、「はだしのゲン」ではなく「はだしのゲン・2」だった。
「はだしのゲン」は知っていたけど、その後を描いた「2」があったなんて全然知らなかった。
戦後の広島の暮らしが少し理解できたと思う。
食べる物も着る物も住むところも薬さえも無い、無い無いづくしの世の中だった。
今の世に生まれ何て幸せなんだろう心底思った。